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『戦国大名』(せんごくだいみょう)は、1986年にエポック社より販売され、2005年にはサンセットゲームズから''戦国大名完全版〔このジャンルのゲームとしては1991年以来の箱入りゲーム。〕''と銘打って再発売されたボード・ゲーム。日本の戦国時代を題材とするマルチプレイヤーズゲーム(3人以上のプレイヤーが2チームに分かれるのではなく、それぞれが自陣営を率いて勝利を目指すゲーム)であるが、チュートリアル的な一人用シナリオもある。ゲームデザインはレックカンパニー(黒田幸弘・当時)が担当した。エポック版では、ゲームサークル毎あるいはプレイ数だけローカルルールが存在するといわれるほどに愛された。 本ゲームには基本キットとエクスパンションキットの2種類がある。エクスパンションキットは、基本キットで8人分しか用意されていなかった兵士・城塞ユニットを16人分まで増やすと共に、武将ユニットを追加したものだが、追加武将の中には豊臣秀吉の天下統一以降に活躍した人物が多い。 また、エキスパンションキットにおいて、ルールの追加・変更が行われており、これに伴い、基本キットに既に含まれていながら、エキスパンションキットで能力値を変更された武将もいる。 == 概要 == 16世紀後半の戦国時代が舞台。各プレイヤーは主要な戦国大名(織田氏、武田氏、毛利氏など)の立場に立ち、領地拡張を目標としてプレイする。全大名(8大名。拡張キットを導入すれば16大名)が参加するキャンペーンシナリオにおいては最終的に天下統一を目指す。 ゲーム自体は、経済、外交、戦闘、イベント等で構成され、各プレイヤーに自由な構成でプレイが可能。吉凶札と呼ばれるランダムイベントがあり、状況の不確実性(突然の災害、武将の病死など)を表している。事件カードと秘密カードの2種類で構成されている。これらのカードによって状況にかなり大きな変化をもたらすこともあり、例えば大軍で尾張国エリアに攻め込んだ駿河国の大名が、少数の尾張大名軍に打ち取られてしまう、という歴史的にありえた状況をシミュレートしている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戦国大名 (ゲーム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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